スコアブック

チーム勝敗表

試合日 : 2試合目
2015年08月02日(日)
大会名 : 決勝
近畿秋季2部
会場
浄谷球場
勝敗
勝利
1234567投手-捕手
一方社油脂工業1101003
亀津クラブ001045中川 吉岡 吉田-大城戸
ヒット数:7本
炎天下の中、C級とはいえ、初の決勝戦。

相手は本日1試合目のフレッシュな状態。しかも先発は大商大?大体大?の野球部卒の剛腕投手。

試合前の投球練習を見て、静まるメンバー。

亀津の先発は中川、この炎天下とコントロールに苦しみ、先制点を献上。続く2回も1失点。この暑さで体力も奪われていく。

嫌な雰囲気。しかし助っ人とは言え、ウチにも居るじゃないか!法政大野球部卒の男が・・・そう最強の助っ人、依田だ。

初回も外角の難しい球を、簡単にヒットを放っている。

3回の攻撃、2アウトランナー無しから依田。相手投手の渾身のストレートを再び弾き返し、その鋭さがエラーも誘い、そのままホームインして1点を返す。

反撃開始と行きたいとこだが・・・ここまで粘りの投球で耐えていた中川が3点目を与える。

ピッチャー交代。2番手はバテバテのはずのベテラン吉岡。

ストレートのキレは無いが、コントロール、緩急バッチリの投球で0点に抑える、流石の投球術。


この流れが奇跡を起こす・・・


5回の攻撃、疲れ切った中川が気合の内野安打。

続くは「代打オレ!」チャンスをじっと待っていた。高原だ。

ストレートに絞り、炎のような当たりのレフト前ヒット!思わずガッツポーズ!

このチャンスに、前、前回の2打席で三振と全く合ってなかった古藤が執念のレフト前タイムリーで1点差。フラフラのガッツポーズ!

続く依田の打席、その打球に相手守備陣もビビっていたか、エラーを誘い同点!

吉岡、阿部と打ち取られ、同点止まりかと思いきや・・・いや、色んな意味で、色んなモノを持っている男がソコにいる・・・




吉田だ。




楽だったとは言え、この暑さの中の1試合目完投。最近の活躍もメンバーにいじられ、空気読めと言われ、このホームページでもおもちゃ扱い。そんな扱いにもじっと耐えて来た吉田が、ここで最高の逆転タイムリーを放つ!


最高のガッツポーズにメンバーも答える!


そして最終回、マウンドへ。


今、彼を止めることは、もはや不可能。2三振を奪い試合終了!




優勝!優勝!!優勝!!!


フラフラになり、立っているのもしんどかったはずなのに、気持ちいいー!

みんなで記念撮影。笑顔が弾ける。


そこに聞こえる審判の声が・・・


「えーっと、来週の日曜日、播但大会ね。そうそう、今年から棄権したら罰金40000円ね~」




急に我に返るメンバー・・・その視線の先には・・・そう、吉田だった・・・


やっぱり持っていたね。吉田くん。

打撃成績

打順 守備
位置
選手名 1 2 3 4 5 6 7 打点 盗塁 盗失 得点 失策 美技
1 左翼手 小西 遊ゴ 三ゴ 0 1 0 0 0 0
代打 高原 左安 0 1 0 1 0 0
2 二塁手 古藤 三振 三振 左安① 1 0 0 1 0 0
3 遊撃手 助っ人 右安 中安 遊敵失 0 0 0 2 0 0
4 三塁手 吉岡 四球 四球 三振 0 0 0 0 0 0
5 中堅手 阿部 三振 三振 中飛 0 0 0 0 0 0
6 右翼手 吉田 二内 三振 中安② 2 1 0 0 0 0
7 一塁手 助っ人 三振 三飛 0 0 0 0 0 0
8 捕手 大城戸 遊ゴ 三振 0 0 0 0 0 0
9 投手 中川 中飛 二内 0 0 0 1 0 0

投手成績

投手名 イニング数 自責点 失点 奪三振 与四球 与死球 被安打 被本塁打 投球数 暴投 勝敗
中川 3回 0/3 3 3 3 3 2 3 0 120 0
吉岡 2回 0/3 0 0 0 1 0 1 0 50 0
吉田 1回 0/3 0 0 2 0 0 0 0 15 0 セーブ