大阪たこやきブレザーズ

ブレザーズの先発は大沢。
２回に３本のヒットを浴びて２点を失うも、失点はこの回のみ。
大沢は８回１０６球、２失点、被安打４、与四球１の好成績だった。
大沢の好投に応えたい打線は、５回１死までノーヒットに抑えられる。
しかし５回１死から、糟谷のツーベースを足場に相手の暴投の間に１点を返す。
さらに６回には、塩飽の内野ゴロの間に１点を奪い同点に。
試合はその後延長戦に突入するも、両者譲らず、今季２度目の引き分けとなった。


【試合後の監督の談話】
Ｑ．今季２度目の引き分けだが？
「苦しい展開が続く中で、実は僕が選手の起用、サインでかなり無理してるとこはあったんで、選手には表に出ない部分でかなり迷惑をかけました。ただ、それだけに、負けるわけにはいかなかったんですよね。」

Ｑ．先発の大沢が８回２失点だが？
「祐輔も本当によく投げてくれました。祐輔がたまに打たれたりしますよね？すると、こっちが申し訳なくて。負け試合やコンディションが整わない中でもいつも投げてもらって。でもその頑張りがあるから、こういう風に粘り強く戦えたんじゃないかなと思うんです。」

Ｑ．今日の試合は、「１番松岡、４番松田」だったが？
「元々修造や潤が持ってる力ですよね。正直二人ともまだまだ上にいけるし、僕は何にもしてないんでね、彼らの力が出始めたと感じたんで、今日はこのオーダーになりました。」

Ｑ．新たに２人の選手が入団したが？
「こうじもじょぜふも本当によく入ってくれましたよね。とにかくこの二人には大いに期待というかね、本当に僕は選手を信じ続ける事しかできないんでね。これからもそういう思いで彼らを大事にしていきたいと思ってます。」

Ｑ．これから暑さとも戦う夏になるが？
「ここからが本当の勝負だと思うんですよね。選手が本当によくやって、今回はこういう結果になったんで、今度は僕が少しでも覚悟を決めてね、暑さをしのげるジュースでも買ってきて、チームをいい方向に持って行ってあげたいなという気持ちでいっぱいですね。」

Ｑ．来週も試合だが？
「感動が精神力になると思ってやってきたんですけど、試合終わったらね古舘さん！頭の中はもう次の週の活動の事なんですよ。なので、僕が望む望まざるじゃなくて、監督ってそうゆう仕事で、感動とか嬉しさに浸ってる余裕なんて全然ないですね。来週も頑張ります！」


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

今シーズン上半期に勝ち星を挙げられるか微妙な状況のブレザーズ。
試合は序盤から動く。

１回表、ブレザーズは連続四球でチャンスを作ると、５番福田のタイムリーヒットで先制。
その後２対１と逆転されるも、５回にはこの日１番に抜擢の田伏が、監督の起用に応えるツーベースヒットで出塁すると、４番高橋がタイムリーツーベースを放ち同点に追いつく。
６回表、相手のエラーと四球で走者が溜まったところでダブルスチールを敢行。
これが相手の悪送球を誘い、岡本が生還。
結局これが決勝点。
今季５度目の先発の大沢は、７回を投げ切り１０３球、被安打６、与四死球１、４奪三振、２失点という内容で嬉しい今季初白星（３敗）となった。

【試合後の監督の談話】

Ｑ．今季初勝利だが？
「やっとだよね。本当にみんなよくやってくれたよね。選手は一生懸命やっている。結果を出さないといけないけど、そこで結果が出ないのはオレのせいだから。今日不調だった選手も、次に活かしてやってくれればと思う。」

Ｑ．先発の大沢が今季初勝利、完投だが？
「祐輔も本当によく投げてくれたよね。いつもあと少しのところで中々勝たせてあげられてなかったよね。無策なオレのせいだよね。本当申し訳ない。オレが悪い。」

Ｑ．今日の試合は走塁ミスが目立ったが？
「競った試合になればなるほど、きっちりした野球をやらないと。でも普段走塁練習してないから、オレの責任だよね。」

Ｑ．打線は３得点だが？
「ちょっと物足りないというか、もっと打てたよね。ただ、一貴も竜一もしっかり仕事してくれたのが良かったよね。」

Ｑ．チーム打率低迷を感じるが？
「打線は、このメンバーで点が取れると思ってるけど、勝つためにはいかに点を取られないようにするか、だから。監督の下手くそさ、というか、何とかしたいよね。」

Ｑ．今季これまでの敗因は何だったのか？
「オレが試合に出てたからじゃないかな？全部オレが悪い。」

Ｑ．次回の試合に向けて―
「今日は勝てたけど、もう一度原点に返るというかね。こういう試合が続けられるように、ちゃんとやっていきます。すいません。」


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ブレザーズ史上最も白熱した試合、第２戦目。
先発は高橋。

１回表、タイムリーヒットで１点を失う。
２回裏、相手投手の乱調に漬け込みヒットと四球で無死満塁となり、松岡の押し出し四球、土居の内野ゴロ、森本の押し出し四球、福田の犠飛で４点を奪い逆転に成功。
その後、４回表に同点に追いつかれ、５回にも３点を勝ち越される。
一方ブレザーズは６回裏高橋のソロホームランで１点を返すと、連続ヒットと四球で一死満塁となり、北野の犠飛で１点を加える。
ところがこの時、二塁走者の荒木がタッチアップをせずに進塁するミスにより、自らチャンスを潰してしまう。
結局試合はこのまま終了し、接戦を落とした。

【試合後の監督の談話】
Ｑ．慣れない球場でのプレーだったが？
「相手と同じ条件で戦っているんだから、いかにアウトにできるものをしっかりモノにできるかの違いだろうね。」

Ｑ．『しっかりモノにできるかの違い』とは、どこか？
「それは一にも二にも練習ですよ。私は一生懸命練習する選手が大好きですからね。そりゃ運や才能も少しはあるとしてもね。」

Ｑ．外野手３人は２試合とも同じメンバーだったが？
「他に誰いかすの？じゃあ？あれだけ広い範囲なんだから、外野は誰がやっても一緒。私から見る外野３人の実力は全く同じだね。あの３人なら誰がどこを守っても同じ。実際に試合結果がそれを証明してるんだから。」

Ｑ．今日は随分白熱した試合だったが？
「両チームともエキサイトしてたね。私もベンチで一人色んな事で熱くなってましたよ。まだ４月だって言うのに扇風機を取り付けて欲しいくらい。まあでも、すぐ殴って壊しちゃうから、あっても意味ないんだけどな（笑）」

Ｑ．今日の２試合を総合的に見てどうだったか？
「みんなそんな言う程実力に差はないし、お互いを尊重しながらプレーして欲しいね。ウチはチームワークで勝つチームだから。今日スタメンの９人の中に、まさか居ないと思うけど、自分は他の選手より上手いとか、練習は必要ないという考えを持ってる選手が居たら、それは大きな勘違いだね。逆に、真面目な選手が少しミスしたぐらいで、自分を下手だと責めてしまわないか心配だよ。」

Ｑ．次回の試合に向けて―
「しばらくじっくり練習で調整して、次こそ勝てるように頑張ります。」

Ｑ．最後に、今日監督は試合中機嫌が悪そうだったが？
「つまらん質問をするな（怒）」

★★★★★★★★★★

ダブルヘッダー１試合目の先発は大沢。
４回以外毎回得点を許す苦しい展開。
制球に苦しみ、微妙な判定、味方のミスが重なったところに長打をお見舞いされる。
二度の二者連続を含む、１試合で５本のホームランを浴びた。
一方打線も大沢の内野ゴロ、北野のタイムリーで挙げた２点のみ。
久々の大差での敗戦となった。


★★★★★★☆☆☆☆

ブレザーズ今季初勝利を賭けた大事な一戦。
先発は大沢。

初回味方のミスが絡み３点を失ってしまう。
しかしその裏打線がすぐさま反撃。
四球と相手の失策で走者を溜めて、大沢、田伏の２連続タイムリー内野安打で２点を返す。
その後両チームともあと１本が出ず、４回表にまたしてもエラーで１点を失う。
打線は、初回以降走者は出すものの繋がりを欠いて大沢の力投に応える事ができずゲームセット。
終わってみればヒットはたったの４本、三振９つを喫す。
ブレザーズの今季初勝利とはならなかった。

【試合後の監督の談話】
Ｑ．２点取れたが？
「相手に隙がいっぱいあったんやから、もっとつけこまなあかん。
５点は取れた。」

Ｑ．三振率がどんどん上がってきているが？
「そんなもん知らんがな。選手は一生懸命やっとるんやから、いつかバットにボールが当たるやろ。」

Ｑ．今季４敗目だが？
「そらそうよ。勝敗は監督の責任やから、監督が無能という事やわな。」