先日行われたじま東京vsじま大阪の試合は、3-2でじま東京が接戦を制した。
この日の先発は東京がつぼーん、大阪は時吉。先手を取ったのは大阪。2回表につぼーんの四死球やワイルドピッチなどで1点を先制する。更に3回にはつぼーんを攻め立てチャンスを作り、内野ゴロの間に1点を追加する。じま東京は4回まで大阪のエース時吉の前に0を並べるも、5回裏に反撃。先頭のつぼーんがレフトオーバーのツーベースヒットを放つと、この日スタメンを外れた木場が代打でバッターボックスへ。このチャンスにセンター前に弾き返し1点をもぎ取る。そしてその後チャンスは拡大し、1死満塁でスーパースターに打席が回る。静岡のファンは総立ちで異様なムードとなり、プレッシャーがかかる中、里井は内野ゴロを放ち、最低限の仕事をこなす。これで2-2の同点に。先発つぼーんは3回以降はランナーを出すものの、要所を締める投球で7回を2失点と試合を作った。そして最終回、2死ランナーなしからおぎが四球、黒岩が死球で2死1.2塁のチャンスを掴む。ここで打席には里井。こういうところで打席が回り、どんな形であれ結果を出すのがスーパースターである。追い込まれながらもファールで粘り、フルカウントからセンター前にぽとりと落ちるサヨナラタイムリーを放ち、じま東京に勝利をもたらした。
創設6年目にして初めて大阪に勝利したじま東京。これからはZIMA東京支部ではなく、ZIMA東京本社として活動を行うこととなった。試合後、かたやま監督は「先週に続き、良い試合をしてくれた。選手たちを褒めてやりたい。そして木場、竹田のバッテリーを出さずとも勝ったというのは収穫だ。大阪にやっと勝てた。嬉しいです」と興奮気味に話していた。
10月は公式戦が続き、1年で最も重要な試合が待ち受けている。そんな中でも選手はしっかりコンディションを上げてきており、チームの雰囲気も良い。このままのチーム状態が続けば、更なるタイトル獲得も可能ではなかろうか。ここまでくれば、是非とも勝ち進んでもらいたいものだ。
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