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日カニスポーツ
日カニ編集部 11/09/15(木)13:40
カニーズは試合のなかった14日、厚木市営にて指名練習を行った。
この日の練習では今季2チームで7本のホームランを打っている宮里臨時打撃コーチに打率低迷の5名が指導を受けるというものであった。
真夏の暑さがぶり返す中、キャッチボールとサードでのノックの後、西田投手のけん制強化練習を行った。
ランナー役をかってでた宮治選手は途中からヘッドスライッディングで1塁に戻るなど試合さながらの練習となった。
およそ1時間の練習後から打撃練習が開始。まずは投手西田を相手に各自打撃を行った。
1カ月に1度切れの良い変化球を投げる西田。
今日がその日であったかのようにカーブ、スライダーが面白いように変化する。特筆すべきはフォーク。普段はすっぽ抜けていくフォークがこの日はど真ん中からストンと落ちて面白いように空振りを奪う。リョウから三振を奪ったフォークボールは「消えました」と言わしめるほどの変化であった。
しかしその西田を宮治が打ち込む。ゲーム形式で行われた打撃練習で、4連続安打で4点を奪い猛アピール。
2巡目の登板でもショウに4連打を浴びるなど甘い球が多くなるのは課題。
この後リョウ、ショウと各自が対戦し次週へ向けて調整を行った。
好調の宮里はリョウから2本の2ベースで好調さをアピール。一方のリョウもショウから2安打。投げても宮里以外は凡打に打ち取りアピールした。
奮闘したのは大将。「目指せ柵越え」をテーマに打撃練習に挑み、柵越えまであと40mの惜しい当たりを連発するなど、1割台に低迷する打撃向上に向けて汗を流した。
一方で人生初登板となったマウンドでは西田と対戦。不調とはいえ昨季の首位打者を相手にバットを振らせない投球を見せ試合での登板をアピールした。
なお、登板がたたってか直後の守備では終始日陰で膝に手を置きうつむいていた。