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日カニスポーツ2
日カニスポーツ編集部 12/12/01(土)12:50
カニーズは28日のシルバースターズ戦で2012年のシーズンを終了した。今季6人の選手を入団を決めながら深刻なメンバー不足解消には至らず苦戦したシーズンとなった。
今季のカニーズは23試合で14勝9敗の勝率.608で通算成績を293試合165勝119敗9分けの勝率.563
とした。
個人賞では新人の野住が球団歴代最高となる打率.458で初の首位打者を獲得した。
それまでの歴代1位は03年市川の.421 次いで08年武本の.408で、3人目となる4割打者とともに最高打率をたたき出した。
野住の凄いところは併せて獲得した最多安打の数にも表れている。今季野住は18試合の出場で59打数で27安打を放っている。
27安打は歴代3位となる安打数であるが、歴代1位の30安打を放った08年市川は95打数で30安打を記録しているが30打数も少ない中で球団記録に3本と迫っている
.421を記録した03年市川は38打数16安打
.406を記録した08年武本が69打数28安打
であることを考えても野住が今季大当たりしたことがよく分かる。
惜しくも打率2位となった市川だが、その市川も49打数18安打で.367という高打率を記録している。今季3人しかいない3割以上(もう一人は藤枝の.311)を考えてもさすが天才打者の名をほしいままにしてきた市川の実力がいかに素晴らしいものかがわかる。
市川は2本14打点で本塁打(08年以来3度目)と打点(09年以来6度目)の2冠を獲得。初の三冠王は今季も逃すことになったがかけがえのない大黒柱であることが改めて確認されたシーズンであろう。
投手部門に目を向けると今や若きエースとして成長株の西田が5勝で初の最多勝を獲得した。特筆すべきは自己最高としても球団の歴代記録としてもとなる防御率1.11である。
これまでの球団記録は07年石原の1.45で0.3以上更新(単純計算で23回1自責点のペース)したことになる。
また、最多奪三振には44奪三振で新人の三浦が初受賞。力のあるストレートとキレの良い変化球を武器に消防相手にも臆することなく投げ込む度胸の良さも大きな武器であった。
メンバー不足に苦しむ一方で期待の若手選手が大きな成長を遂げたことに来季のV奪還へ期待感が高まる。
各賞受賞は以下の通り
首位打者 .458 野住 翔二郎 (初)
本塁打王 2本 市川 晋吉 (3)
三浦 智之 (初)
打点王 14打点 市川 晋吉 (6)
最多安打 27安打 野住 翔二郎 (初)
盗塁王 16盗塁 野住 翔二郎 (初)
最多二塁打 8本 市川 晋吉
最多三塁打 3本 市川 晋吉
最多得点 18得点 藤枝 蔵人
最高出塁率 .529 野住 翔二郎
最多三振 13三振 ショウ
最多勝 5勝 西田 真 (初)
最多セーブ 1S 藤枝 蔵人 (初)
野住 翔二郎(初)
和田 信仁 (初)
最優秀防御率 1.11 西田 真 (2)
最高勝率 .714 西田 真 (2)
最多奪三振 44奪三振 三浦 智之 (初)