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球団からのお知らせ
日カニスポーツ 24/12/15(日)05:01
カニーズは12月11日、藤沢八部球場でWBCミニ横浜東戦を終えて2024年シーズンの全日程を終了した。
前節横浜東戦が雨で流れ公式戦1試合を残す形での最終戦となったこの日カニーズを長年支えてきた大将が引退を発表。1番ライトでスタメンを飾った。
試合は先発小杉翔太の好投で先制・逆転と良い流れで運んだが最後は逆転を許し黒星となった。
今シーズンは新チームでの発進となった開幕戦で2桁失点の大敗から引き分けを挟み7連敗。初勝利は8月のリーグ戦であった。その後も大敗が続き2勝13敗1分という悔いの残る結果となった。
新チームとなりメンバー集めから始まりエース翔太を中心に、多くの若手が入団してくれたものの若手が揃う日は雨で中止と運も悪く、好投するときには守備や打線が援護できずに1年目を終えた。
リーグ戦は2勝8敗の10位で終えた。
若手参加の試合ではエース翔太と池田のコンビが速球と変化球のコンビネーションで相手打線をほんろう。小田や富田の広い守備範囲や好打も見られたもののかみ合わずに終わってしまった。
球団オーナーの蟹沢は「今年はインプルーブと袂を分かつこととなり新チーム1年目。球団創設と同じようなものでまだまだメンバーが安定せずだから野球がやれただけよかったと思う。こんな風に24年積み重ねてきたチームだから来年は5勝くらいを目指してゆっくりカニーズらしくやれればいいよね」と自身が創設した24年前を思い浮かべながら理解を示していた。
個人成績では、投打に活躍した小杉翔太にKVPが授与された。エースとして本人希望の2番打者として大車輪の活躍をみせた。チームの苦しい事情からけがを押して無理をして投げさせた試合も多くあった中で肩や足の痛みを押して成績を残してくれたことに球団を挙げて感謝。
翔太に並ぶエースとして池田の存在も大きかった。マウンドに苦戦する場面も多くあったが、リーグ屈指の強力打線のカープ相手に12奪三振は圧巻。打っても本塁打王獲得と1年目ながら欠かせない中心選手に成長した。
小田・富田も広い守備範囲と強い肩を武器に内外野のかなめとして機能。打撃でもコンパクトかつ強い打球を放つ選手として来期も期待を込めたい。
同じく新加入の森も経験なしとは嘘のようにショートでの守備範囲は広く安定した守備と高いミート力を持ち貴重な存在となった。
小塩・冨川・小杉純・K@Y.も昨年以上の打撃成績に守備では大きく貢献した選手たち。この4選手の存在がカニーズの屋台骨となっている。
10年ぶりに復帰したウォッティも好打にカニーズに不足の捕手として活躍してくれた。
同じく復帰組の龍も貴重な左投手として、長打の打撃も魅力と来季のキーマンになりうる存在。
出場機会の少なかった砂川、加藤慎、復帰組の伊藤、宮治も少しずつ参加を増やし来季に向けて明るい展望となる存在。
各成績は以下の通り
チーム成績 16戦 2勝13敗1分 .120
首位打者 小塩 .395( 2 )
本塁打王 池田 2本( 初 )
打点王 小杉翔 8打点( 初 )
最多安打 小杉翔 18安打( 初 )
盗塁王 小塩 11盗塁( 5 )
最多勝 小杉翔 2勝 ( 初 )
最優秀防御率 小杉翔 4.59 ( 初 )
最多奪三振 小杉翔 36個 ( 初 )
最多セーブ なし
今季達成された記録
野手
ショウ 通算200打点
K@Y. 通算350試合
冨川 通算50打点
投手
ショウ 通算150奪三振