あの日の悔しさを糧に これからも・・・
砂浜トレーニング
明日、監督から発表 13/07/05(金)10:25
7日(日)の砂浜トレーニングは明日、6日(土)に
監督さんが主任と前泊して天候(波の状況)を見て判断するそうです。
5日現在は開催するつもりです。
明日、監督さんから連絡入り次第、皆様に連絡します。
全國制覇に向け
始動 13/07/06(土)16:21
今秋ドラフト1位候補の桐光学園(神奈川)
松井裕樹投手(3年)が1日、今春のセンバツ王者
浦和学院(埼玉)と同校グラウンドでの練習試合に先発。
7者連続を含む毎回18三振を奪い、1安打で無四球完封。
日本一打線を打者27人、108球で仕留める準完全試合だった。
打っても自らの先制打などで7―0で快勝。
昨夏の甲子園で新記録の1試合22三振を奪い、
旋風を巻き起こしたモンスター左腕が、ついに甲子園モードに突入した。
ありったけの力を込め、松井が左腕を振った。
108球目。こん身のストレートに、最後の打者が振り
抜いた打球は、力なく右翼手のグラブに収まった。
平日の練習試合に集まった観衆200人から、感嘆とどよめきが起こる。
今春のセンバツ王者をわずか1安打完封で27人斬り。
準完全試合をやってのけた。
万雷の拍手を浴びて、主役の男は厚い胸をさらに張り、誇らしげに整列に加わった。
「本気の松井裕樹」がマウンドにいた。
野呂雅之監督(52)に「公式戦のつもりで行こう」と送り出された。
立ち上がりから、トレードマークの“裕ちゃんスマイル”は見せない。
センバツ決勝と同じオーダーを組んだ日本一打線に、ギラつく瞳で真っ向から対峙(じ)した。
最も本気を感じさせたのは、5回だ。
立ち上がりからスライダー、チェンジアップをバランス良く織り交ぜ、毎回Kを奪った。
だが、初回の17球から始まり、4回までに59球を費やした。
それが、4回2死にスライダーで初安打を浴びた直後の5回から明らかに変化した。
2ストライクに追い込むまでオール直球勝負を選択。
自己最速タイとなる147キロ直球に、打者はファウルでしのぐのが精いっぱい。
5回を10球で3者凡退に切ると、6回は3者連続Kをわずか10球で。
終わってみれば、108球のうち62球を真っすぐで押した。
その姿は、直球で追い込み、宝刀スライダーで三振の山を築いた昨夏の聖地を彷彿(ほうふつ)とさせる「甲子園モード」のピッチングだった。
日本一へ、神奈川大会と甲子園で最大13試合を要する。
「甲子園決勝を投げ切ってスタミナが余るくらいにしたい」と理想を描き、そのため「少ない球数で投げ切ること」と、常々語ってきた左腕
。その意味でも、今季公式戦13連勝中の王者を相手に示した108球は価値ある投球だったと言える。
6月以降、毎週木曜から4泊5日で学校に泊まり込み、追い込んできた合宿最終日での快投。
7日開幕の神奈川大会前日(6日)に、千葉経大付と最後の練習試合を残すが
「6月中に試してきて、使える配球のパターンも確認できた。
練習試合3〜4試合分くらいの得るものはあった」と指揮官。
日本一へと続く松井の視界を遮るものは、もはや何もない。
頑張れ!松井君