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コラム
おじゃスポ 15/06/16(火)20:01
今年、創設5年目を迎えたじま東京。通算試合数は100を越え、木場選手の登板数が100を数えようとしている。チームも東京での知名度が上がっており、着実にステップアップしているのではないか。しかし、会社の都合などで大阪に異動した選手もいれば下関、姫路、仙台、香港など様々な場所へ移籍した選手もいる。毎年新入団選手を獲得しているとは言えど、会社勤めであればやはり移籍リスクを伴う。そんな中で毎週野球ができている今の環境は素晴らしいことではないだろうか。また、20代〜30前半と野球ができる体で東京にいるメンバーが揃っているこの状況はまさに奇跡。創設当初の2011年末、かたやま監督は本紙記者に対しポロっと本音を語ったことがあった。「おれが東京におる間に東京の草野球界に爪痕残したいよなー。おれもいつまでおれるかわからんし。それくらいできる面子も揃ってるしな。」時の流れは早いものであれから約3年半が経過。じま東京は2013年に草魂カップで優勝を果たした。しかし、彼はそれだけでは爪痕を残していないと考えているのだろう。現在、じま東京は恐らく発足以来最強のチームになりつつある。彼だけでなく、選手たちもそれを実感しているのではなかろうか。今年はトーナメントもリーグ戦も勝ち上がる戦力が整っているのは間違いない。後は選手たちの気持ち、このチームで勝ちたいという情熱が上がっていけばそれも可能だと考える。そんなじま東京をおじゃスポは心の底から応援し、そして全力でサポートしていきたい。そんな思いを抱きながら、かたやま監督の自宅に取材に訪れると彼は今日も夜な夜なベランダでメビウスを吹かしながら週末のオーダーを考えているに違いない。